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災害支援ナース

災害支援ナースについて

 阪神淡路大震災以後、頻発する大地震や水害、さらにJR福知山線の脱線事故等の発生を踏まえ、平成20年に災害看護マニュアルを策定しました。 
 当協会が実施する「災害支援ナース育成研修 実務編・基礎編」を修了した看護職を対象に支援ナースの登録制度を開始し、令和4年度末で県内の登録ナースは144名になりました。
 平成23年に発生した東日本大震災、平成28年に発生した熊本地震では日本看護協会の調整ナースとして実際に現地で活動しました。

新しい災害支援ナースの応援派遣体制について

医療法の改正により、災害支援ナースがDMATやDPAT等とともに「災害・感染症医療業務従事者」として法規定されることに伴い、災害支援ナースの応援派遣体制が大きく変わります。(令和6年4月1日~)

● 一種のボランティア活動としての位置付けで、手当の支給等は所属機関の判断でした。
⇒ 県と所属機関との協定に基づく業務のため、派遣に係る費用が公的に負担されます。

● 災害時の応援派遣に対応できるように研修を実施
⇒ 新興感染症発生時の応援派遣にも対応できるような研修が令和5年度より実施されます。
 

 
  災害支援ナースに登録するには・・・(令和6年4月1日~)

1 日本看護協会によるオンデマンド研修を受講する
2 県協会で演習を受講する
3 滋賀県と所属施設が看護職員の応援派遣に係る協定を締結する

研修受講について詳細は下記要項等を御確認下さい。

災害支援ナースの派遣について

 平成28年熊本地震による被害が甚大であることから、日本看護協会の依頼を受け、当協会からも災害支援ナースを派遣することになりました。決定した内容を随時掲載します。
 ※なお、災害支援ナース育成研修(基礎編・実務編)を修了された方で、 
  本人または所属施設と看護協会との間で身分保障についての申し合わせが
  完了している方は、是非、災害支援ナースの登録をお願いいたします。 
 
 【派遣状況】・・・平成28年5月25日現在
第1班  2名 平成28年4月29日~5月2日
第2班  4名 平成28年5月2日~5月5日
第3班  4名 平成28年5月5日~5月8日
第4班  2名 平成28年5月8日~5月11日
第5班  2名 平成28年5月11日~5月14日
第6班  2名   平成28年5月17日~5月20日
第7班  2名 平成28年5月20日~5月23日
第8班  2名   平成28年5月23日~5月26日
第9班  2名 平成28年5月26日~5月29日
 
※滋賀県看護協会からの支援活動は、一旦、5月29日までとなりました。
この間、災害支援ナースの方々には3ヵ所の避難所で被災者の心身のケアにあたっていただき、誠にありがとうございました。また、派遣にあたり施設内の調整をしていただき、ご協力いただきました看護管理者様をはじめ、スタッフの方々にお礼申し上げます。         
災害支援ナースの派遣調整室を設けました。
刻々と情報が送信されてきます。
協会に備えられた支援ナース物品をチェックリストで確認して持ち帰っていただきます。
派遣について申し合わせができている施設と調整します。
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