熱中症について
朝夕は秋風を感じるようになりましたが、日中はまだまだ猛暑が続いています。
今年は滋賀県内でも熱中症による死亡者や救急搬送の事例が報告され、今しばらくは予防対策が重要です。
≪熱中症の症状≫
頭痛、吐き気、めまい、筋肉のけいれん(こむらがえり)、
異常な発汗または発汗の停止、意識障害
※ちょっと気分が悪いな・・・という症状を見逃さず、
早めの処置が大切です!
≪こんな人は特にご注意!≫
・幼児や子ども
・高齢者、基礎疾患のある人
・脱水傾向にある人、発熱のある人 睡眠不足
・日頃から暑さに慣れていない人
・前日より急に気温が上がった時
(からだが暑さに慣れていないので、健康な人も油断は禁物です)
≪熱中症にかかってしまったら・・・≫
クーラーの効いた涼しい環境へ移動し、衣類を緩める。
※そんな場所がなければ?
体温を下げる工夫をしましょう。
・日陰などでうちわであおぐ。
・冷たい缶ジュースなどを脇の下や足の付け根に当てる。
(太い血管を冷やすと、早く体全体を冷やすことができる)
・霧吹きで水分をかける。
意識があり、嘔吐がない場合は、水分、塩分を摂取する。
応急処置をしたら、急いで医療機関を受診する。
また、救急車を呼ぶことを躊躇しないでください。
≪熱中症の予防≫
吸湿性と通気性の良い服装で、外出時には日傘や帽子をかぶりましょう。
運動前や寝る前には、適度な水分摂取を心がけましょう。
※熱帯夜では、寝ている間にも熱中症はおこります。
寝る前のコップ1杯の水は効果的です。
喉が渇くその前に、水分と塩分と糖分をバランスよく摂取しましょう。
一度にたくさん飲むよりも、こまめに少しづつ飲む方が効果的です。
また、規則正しい食生活をすることで、食事からも水分や塩分を摂ることが
できます。
※水やお茶だけでなく、スポーツドリンク、味噌汁、スープもお薦めです。
ただし、ジュースやアルコールは脱水を助長するので逆効果です。
普段から体調管理をしっかりしましょう。
(十分な睡眠、適度な運動、作業前の水分補給)
室内であっても高温多湿な場合は、クーラーや扇風機を有効に利用しましょう。
風しんの流行について
全国的に近年にない「風しん」の大流行が続いています。
滋賀県においても、今年に入ってから5月26日まで患者数は54人となり、
すでに昨年1年間の患者数12人を大きく上回っています。
<風しんの症状>
風しんウイルスによっておこる急性の発疹性感染症で、
せきやくしゃみなどによる唾液の飛沫によって感染します。
2〜3週間の潜伏期間を経て、発疹・発熱・リンパ節の腫れなどの症状が現れます。
妊娠初期の妊婦が感染すると胎児も風しんウイルスに感染し、
心疾患・難聴・白内障などの「先天性風しん症候群」を発症することがあります。
<風しんの予防>
・帰宅時には手洗い・うがいを励行しましょう。
・全身性発疹や発熱など、感染が疑われる場合は早めに医療機関を受診しましょう。
その際にはマスクを着用するなど咳エチケットを守りましょう。
・予防接種を受けましょう。
特に妊娠を希望する方や妊婦の家族などは予防接種を受け、感染を予防しましょう。
(すでに妊娠している方は予防接種を受けることはできません。)
予防接種については、医療機関またはお住まいの自治体の担当窓口にお尋ねください。
【参 考】 関連リンク
厚生労働省 「風しんについて」
国立感染症研究所 「先天性風しん症候群」
滋賀県においても、今年に入ってから5月26日まで患者数は54人となり、
すでに昨年1年間の患者数12人を大きく上回っています。
<風しんの症状>
風しんウイルスによっておこる急性の発疹性感染症で、
せきやくしゃみなどによる唾液の飛沫によって感染します。
2〜3週間の潜伏期間を経て、発疹・発熱・リンパ節の腫れなどの症状が現れます。
妊娠初期の妊婦が感染すると胎児も風しんウイルスに感染し、
心疾患・難聴・白内障などの「先天性風しん症候群」を発症することがあります。
<風しんの予防>
・帰宅時には手洗い・うがいを励行しましょう。
・全身性発疹や発熱など、感染が疑われる場合は早めに医療機関を受診しましょう。
その際にはマスクを着用するなど咳エチケットを守りましょう。
・予防接種を受けましょう。
特に妊娠を希望する方や妊婦の家族などは予防接種を受け、感染を予防しましょう。
(すでに妊娠している方は予防接種を受けることはできません。)
予防接種については、医療機関またはお住まいの自治体の担当窓口にお尋ねください。
【参 考】 関連リンク
厚生労働省 「風しんについて」
国立感染症研究所 「先天性風しん症候群」